企業レポート 株式会社青芳

株式会社青芳 取材レポート

青年部広報委員会取材チームAの相場です。

今回取材させていただいたのは青年部メンバーでもある、株式会社青芳の常務 秋元哲平くんです。

株式会社青芳の創業は1955年にスタートし、この本社が新設されたのは1997年だそうです。早速建物内へ案内してくれました。

入ってみるとすぐに綺麗なショールームのカトラリーがお出迎えしてくれます。

これらの製品の6割は外注加工されているとのこと。販売先はもちろん市内にもあるが、県外に数多く販売されているとのことで、皆様もご存じの企業様の名前が続々と秋元くんの口から…

そしてしきりに時間を確認する秋元くん…まだ取材を始めて5分ですよ。

これは足早に進めなければ。早速秋元くんに質問をぶつけてみました。

Q 今一番力を注いでいることは何ですか?

A  webの販路開拓ですね。というのもこのコロナのために取引先がしまってしまう事態が発生しまして、これからの売上確保にweb販売は欠かせないからですね。もちろんECサイトやfacebook、インスタやyoutubeなどもしていますが思うほど売り上げにつながっていないのでこれが今一番の課題でもあります。

Q 会社として燕地域に関する思いを聞かせて下さい。

A  もちろん燕の技術は高いのでその火を絶やさないようにしていきたいですね。

Q 商品に関する思いを聞かせて下さい。

A お客様の要望によってできる商品もあるし、ロングランの商品もあります。企画からいい商品が出来た場合のスピードは迅速にするようにしています。

Q この先の展望についてどう考えていますか?

A コロナウイルスの影響で売れる商品は変わりましたし、そこは注視していますね。特にホットケーキミックスなんかはよく売れていますし。先ほどいったwebの販路開拓により力を入れていかないとですね。実はさっきまでその専門の方と会議していました。

なるほど。そのために先ほどから時計を見ていたのですね。取材陣は納得しつつ、さらに質問を続けます。

Q Willassistという福祉用事業も分社独立されていますよね?詳しく教えてもらえますか?

A 福祉事業商品で長いものはもう25年以上前ですね。この業界では長く愛される商品が多い印象があります。少子高齢化でもありますからこれから伸びていく業界だと思います。商品の種類も増やしていますし、競合他社が少ないのもこの業界の特徴です。

いいことばかりに聞こえるかもしれませんが、ロングランの製品が多いということは新しい商品が売れにくいということでもあるので、専門家の意見も聞きながら企画しています。

Q福祉事業商品に限らず、このショールームには本当に多様な商品がありますよね?そのあたりの企画や開発の進め方には特色はありますか?

Aうちは社長の企画を進めることがあるのですが、その際は特に早いですね。どの業種でもそうですけど反対意見等に重点的になってしまうことが無いようには心がけています。

Q商機を大事にしているとのことですね。では最後に青年部に所属してよかったことや今後の要望などはありますか?

A同じ境遇の意見を聞けるのがいいですね。あとは大人になったら友達って簡単にはできないじゃないですか?それが作れるっていうのは最高ですよね。

ただ仲良しになりすぎて、内々になってしまっている所もあると思いますけど。

もっと外側に目を向けるというか、新しいことにも挑戦する機会が多くてもいいんじゃないですかね?去年青年部で企画していたクラウドファンディングは面白かったですし。青年部でもっと面白いことやりたいですよね。

Qそうですね。本日は時間の無いなか取材させてもらってありがとうございました。

株式会社青芳様ご協力ありがとうございました。

最後に帰り際、秋元くんのお父様にお会いした際におっしゃられていました。

(取材班の相場は秋元くんの同級生です)

<おお!久しぶりらね。最近哲平が生意気になってきたからガツンと言ってやってよ>

<まあ任せてください>

と言いつつも、お父さん彼は意外にしっかりしていて、こっちがガツンとやられちゃいましたと内心にとどめてお別れしてきました。

企業情報 COMPANY

株式会社青芳

生活雑貨・福祉用品の企画開発、製造、卸しおよび販売 新潟県燕市小池5143番地