企業レポート 株式会社 大倉製作所
みなさんこんにちは。青年部広報委員会チームB取材班の西山です。
今回の取材先は、青年部会員拡大委員会の副会長である大倉龍司さんが経営されているレーザー溶接加工を得意とする会社です。
青年部では面倒見のよい兄貴分的存在の大倉さんは、28歳の時、若くして社長になられたとのこと。
会社や仕事に対する考え方など、とても興味深々。Bチーム取材班はわくわくしながら大倉製作所様を訪問させていただきました。
“ 金属と向き合い、ものづくりを通じて
人と人が出会い、成長できる。そんな会社でありたい”
と大倉さんは信念として掲げている。
編集部「こんにちは、ごめんください!」
大倉さん「はい。どうぞ~」
編集部「お邪魔します」
???「にゃーん」
編集部「!?!?」
性格:人懐っこい
生後半年ほど。足の長いマンチカン
Bチーム取材班は、スルーできない現実を目の前にして、まずは猫さんについて
インタビューをはじめたのだった。
大倉さん「俺ね、猫 大っ嫌いだったんだよ」
取材班 「えええええ」
大倉さん「ここの工場が去年の春完成したばかりなんだけど、その前は俺の住まいでね。その頃から、ここは野良猫が多くて。
…実は俺、アレルギーなのよ。だから正直大嫌いだったね。そこらへんでおしっこするし。」
取材班 「はははは…(いきなり不穏だ)」
大倉さん「でも、一匹だけすごく懐く子がいたんだよね。てんちゃんって呼んでた。まぁ、でも工場が建つのは決まっていたし、
家も壊す。どうせいなくなるだろうと思って、それまでこの家にいさせてあげよう。そんな感じで半分住まわせてた。そしたら
愛着が湧いてきて‥‥猫って意外とかわいいな…。そうなると不思議とアレルギー症状が出なくなったね。今は全くないよ。」
取材班(ほっ)
大倉さん「で、工事が始まって家を壊すとき野良猫もいなって、てんちゃんも半年くらい見かけなくなったんだけど、戻ってきたんだよね~!
それからは事務所猫になった。」
「でも、野良猫特有の病気があってすぐ亡くなっちゃった…。
それでさ、心にポッカリ穴があくじゃん?」
取材班 (うなずく)
大倉さん「だから今は、大嫌いだったはずの猫を、お金を出して買いました。」
取材班 (爆)
~工場見学~
昨年春にできた第二工場は、ステンレス加工に特化した工場ですが、こちらは、40年以上前から使われている第一工場。
入ってまず気になったのがこちらのレーザー加工機。
お客様から図面を貰うと、パソコンのCADソフトを使い3次元上で製品を描きます。その製品データを展開してそれを1枚の板を切って作ります。
切り終わるとこんな感じ。カッコいい!
次にNCベンダー。
撮影を終えるとちょうど加工を始めるとの事なので見させて頂きました。こちらでは溶接をするとひずみが出来ますが、
こちらではそれを潰すことで直しています。
加工を施すことでまっすぐに仕上がりました。
そして自社製品ですが、まだ開発段階ではありますが新しく装置を作っているのだそうです。
「コロナ対策にもなる、燕市の宣伝にもなる、そして今の世の中に当てはまっていると思うので、ある程度進んだら皆さまの目にとまる様にしたいと思っています。」と大倉さんが仰っていました。これは期待出来ますね!
・会員拡大副会長として思うこと、今年の方針をお聞かせください。
大倉さん「今年の前半はやりたいことが出来ずに各委員会とも終わったから、後半は最低限会員拡大しなければいけない理由を全会員に
今度の9月例会に委員長が発表するところから始めようと思う。
また、マニュアルを作り会員が会員拡大しやすいツールとして持っていきたいと思う。とはいえこのコロナの状況次第では活動そのものを広げていきたい。」
明るく気さくな方ですが、目は情熱にあふれていました。
私(西山)は会員歴が浅く最年少ということもあり、まだまだ不慣れな所がたくさんあります。しかし、諸先輩方とお話が出来る
この活動を通して自分が成長しているのが分かります。最も取材をする側が、いつの間にか取材される側になっていました(笑)
お忙しい中取材を受けてくださり、ありがとうございました!