4月例会「玉川堂を支える右腕!山田立の実情&R6絆の船出大懇親会」を開催しました!

燕商工会議所青年部では令和6年4月19日(金)に明治屋様を会場に4月例会「玉川堂を支える右腕!山田立の実情&R6絆の船出大懇親会」を開催いたしました。

今回は、新年度最初の例会ということで、全体的に少し緊張感もある中で、熊倉会長の気合いのこもった挨拶からスタートしました!

次に、2名の新入会員紹介を行いました(3月入会者1名、4月入会者3名)
一人目は、3月入会の燕市・三条市を中心に住宅リフォーム、新築・注文住宅、設計等を行なっており、和風建築にも長けている株式会社レウスの田辺勝也さんです。
もう一人は、4月入会のどろ麻婆麺や濃厚味噌タンタン麺で有名な麺’s冨志の大泉亨平さんです。
それぞれ紹介者、そして入会者ご本人からご挨拶いただきました。

その後、連絡事項として佐野哲郎副会長から燕三条工場の祭典の出展についての案内があり、
さらに、燕市商工振興課さんからは、補助金に関する資料をいただいたのとあわせて、今年度から開始となった補助金をメンバーにご紹介いただきました。

そして、本日のメインイベントの講演会に!
講師には、200年続く鎚起銅器の老舗である株式会社玉川堂の番頭を務められている山田立様をお迎えして社長の右腕としてどのように会社にかかわっているのか、その上で、地域での活動や燕三条工場の祭典について、燕YEGが今年度、燕三条工場の祭典の実行委員会として取り組むことも踏まえまして、これまで長きに渡り副実行委員長、かつ、第4回では実行委員長を歴任されてきた経験などもお聞きいたしました。

具体的には、山田様が株式会社玉川堂の番頭になるまでの経緯やそこに至る思い、また玉川基行社長との関係性や入社以降の変化やその中でも時折議論をぶつける機会はあっても玉川社長と同じ方向性やビジョンを持って取り組まれているからこそお互いに信頼し合っている関係性などもお聞きすることができ、今後自社でこういった右腕を育てていくためのヒントをいただくことができました。

さらに、会社と職人との関わり方として、終業後は工房を開放して個展等の作品作りの場所として利用できるなど、自己実現の場もサポートしている点などは興味深くお聞かせいただきました。

さらにさらに、地域の活動としてこれまで行なっている燕三条工場の祭典の実行委員や株式会社つくるの代表として動いていく中で、燕三条工場の祭典については、外の人から楽しんでもらう以上にインナーブランディングとして、工場の中の方々が参加者の方から「スゴイ」と言っていただくことで自分の仕事に誇りを持つようになったり、案内をすることで職人の意識が変わるという工場の中の変化が大きいということを改めてお聞きすることができました。

とても50分の講演の中身を言い尽くせないほど、参考になるお話をお聞かせいただきましたが、最後に、山田様が今後の目標として株式会社玉川堂が現在の7代目の玉川基行さんから次世代の8代目にいずれ移行する際に、その8代目を番頭として育てていくことが自分の役割ということに非常に感銘を受けました。

講演後には、山田様と熊倉会長、深海直前会長のトークセッション、質疑応答など行い、山田様からは懇親会までご参加いただきました。

山田様本当に貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!!!

ぜひ今後の青年部活動、また自社業にお聞きしたことを活かしていきたいと思います!!!